⇒English page
    • 環境アセスメント学会とは
    • 会長挨拶
    • 設立までの経緯
    • 入会のご案内
    • 事務局の案内
    • 運営組織
    • 理事会
    • 常務理事会
    • 評議員会
    • 総会
    • 役員選挙
    • 会員種別
    • 公益会員・賛助会員
    • 環境アセスメント学会規約
    • 環境アセスメント学会奨励賞
    • 学会紹介リーフレット
    • 大会案内
    • 日韓中ワークショップ
    • 研究発表会執筆要綱
    • 研究発表論文投稿規程
    • 大会参加方法
    • 過去の大会要旨集の購入方法
    • 年次大会
    • 日韓中ワークショップ
    • セミナー
    • サロン
    • 制度研究部会定例会
    • 生態系研究部会定例会
    • 事例研究部会定例会
    • 若手研究部会定例会
    • 生態系研究部会HSIモデル公開
    • 会員からの意見
    • 学会誌・研究発表会要旨集
    • 全国キャラバン講習会
    • 学会誌
    • 研究発表会執筆要綱
    • 10周年記念出版物
    • その他の出版物
    • 学会関連資料の販売
    • 広告申込要領
    • これまでの会員からのHPへの投稿一覧
    • HPへの投稿規程
    • 環境アセスメントとは
    • アセスを知る小冊子
    • 国の制度
    • 自治体の制度
    • 海外の制度
    • 環境アセスメント検定
    • 入会のご案内
    • 会員種別
    • 入会手続きについて
    • 会費の納入方法・振り込み方法
    • 会員情報変更手続き
    • 退会手続き
    • 学会誌
    • 研究発表会要旨集
    • HP「会員からの意見」
    • インターネット関連サービスの利用規定
    • 学会誌への論文掲載料金
    • 広告申込要領
    • 環境アセスメント関連イベント情報
    • リンク集
JSIAサイト内検索google検索窓
環境アセスメント学会制度研究部会第17回定例会報告

1.日時  平成21年6月18日(木)18:30~20:30
2.場所  明治大学14号館6階A会議室
3.テーマ  地球温暖化「日本への影響」 ―長期的な気候安定化レベルと影響リスク評価―について
4.話題提供者  国立環境研究所統合評価研究室 主任研究員 肱岡靖明さん
5.参加者  12名
6.概要
 気候安定化レベルを考えるためには、さまざまな分野・地域の温暖化影響を総合的に評価することが必要である。 このため、環境省の地球環境研究総合推進費により温暖化影響総合予測プロジェクトが平成17年から4年間かけて行われ、昨年5月と本年5月に成果報告が出された。 温暖化の影響はすでに出ており、第4次IPCC報告の際には1000を超える影響に関する論文が報告され、日本でも開花時期や紅葉時期、高山植生への影響などが報告されている。 気候安定化目標は、影響回避に十分であるかどうかが重要であるが、どういう対策をとっていくかなどによっても安定化の経路は異なってくる。 温暖化による将来影響予測は、排出シナリオ→気候シナリオ→影響予測シナリオで行っているが、今回の研究では、 主要な分野(水資源、森林、農業、沿岸域、健康)におけるわが国の国・地域への温暖化影響を総合的に把握し、温暖化の程度との関係や安定化シナリオによる影響の違いなどを示した。 まだ研究途上であり、統合の難しさ、不確実性、価値判断の難しさがあるが、今後は、すでにある技術や知識をうまく適応していく方策を研究していくことが課題である。

(文責:上杉哲郎)