⇒English page
    • 環境アセスメント学会とは
    • 会長挨拶
    • 設立までの経緯
    • 入会のご案内
    • 事務局の案内
    • 運営組織
    • 理事会
    • 常務理事会
    • 評議員会
    • 総会
    • 役員選挙
    • 会員種別
    • 公益会員・賛助会員
    • 環境アセスメント学会規約
    • 環境アセスメント学会奨励賞
    • 学会紹介リーフレット
    • 大会案内
    • 日韓中ワークショップ
    • 研究発表会執筆要綱
    • 研究発表論文投稿規程
    • 大会参加方法
    • 過去の大会要旨集の購入方法
    • 年次大会
    • 日韓中ワークショップ
    • セミナー
    • サロン
    • 制度研究部会定例会
    • 生態系研究部会定例会
    • 事例研究部会定例会
    • 若手研究部会定例会
    • 生態系研究部会HSIモデル公開
    • 会員からの意見
    • 学会誌・研究発表会要旨集
    • 全国キャラバン講習会
    • 学会誌
    • 研究発表会執筆要綱
    • 10周年記念出版物
    • その他の出版物
    • 学会関連資料の販売
    • 広告申込要領
    • これまでの会員からのHPへの投稿一覧
    • HPへの投稿規程
    • 環境アセスメントとは
    • アセスを知る小冊子
    • 国の制度
    • 自治体の制度
    • 海外の制度
    • 環境アセスメント検定
    • 入会のご案内
    • 会員種別
    • 入会手続きについて
    • 会費の納入方法・振り込み方法
    • 会員情報変更手続き
    • 退会手続き
    • 学会誌
    • 研究発表会要旨集
    • HP「会員からの意見」
    • インターネット関連サービスの利用規定
    • 学会誌への論文掲載料金
    • 広告申込要領
    • 環境アセスメント関連イベント情報
    • リンク集
JSIAサイト内検索google検索窓
会長挨拶

president

 わたくしは、2012年4月から鹿島前会長の後を受けて環境アセスメント学会会長に就任いたしました。前会長は交通計画がご専門でしたが、私は法律をバックグランドとして環境科学を学び、環境法や環境法政策を専門としています。そういう意味では、第2代会長の浅野先生と同じ社会科学系ということになります。今回、会長選挙において、多くの方々からご支持を頂きましたことをお礼申し上げたいと思います。
 ここに立候補時の抱負にも述べましたことを再度確認したいと思います。東日本大震災による未曾有の被害に対する復旧・復興の遅々たる現状は心を痛めるところでありますが、環境アセスメント事業を取り巻く厳しい環境に目を向けますと、これから始まる復興特別区域法による特定環境影響評価の運用の検証や戦略的段階の復興アセスの活用など、今こそ、アセス関係団体との連携や協働のもとでの学会の果たすべき役割の大きさと責任の重さを痛感いたしております。そのため、公益会員と賛助会員等との交流を深めるためのフォーラムを立ち上げることや地方公共団体等でアセス業務に携わる方々の学会参加を促すような工夫も企画できたらと思っています。
 一方、学会は今般改正されたアセス法と残された様々な課題について、理論と技術の両側面から制度の適切な運用や技術的支援などに積極的にかかわっていくことが求められています。たとえば、説明会におけるコミュニケーションのよりよき実践と実践例の紹介やわかりやすいアセス図書の作成を推進させるため優良図書の格付け評価と表彰制度の構築などもその一端ですが、機会を捉えて環境アセスメントの理解とその普及に会員総意で取り組んでいくことが重要と考えております。そこで、現在進めている学会10周年事業としての環境アセスメント教科書の作成もその一助として刊行に向けての努力を注ぎたいと存じます。
 本年は環境基本法の改正に伴い、放射性物質による汚染とその対策も守備範囲に入ることに伴い、環境アセスメントにおいてもその対応が新たに求められると思います。新たな予測・評価に関する関連領域の研究者や実務担当者の方々との協働を促し、その成果を社会に還元することで、さらなる学会の充実と発展の実現に向けて最大限の努力を尽くしたいと考えております。


環境アセスメント学会 
会長 柳 憲一郎  
(明治大学法科大学院)